一人暮らし防犯対策
一人暮らし、そして女性の場合には特に「一人暮らしであることを気づかせない」ことが大切。
部屋探しのときから、住み始めての毎日も、対策のポイントをぜひ押さえておきましょう。
まず、できるだけ1階は避ける。これだけでもかなり違います。
部屋の周辺や、駅からの帰宅経路などについては、昼だけでなく、
帰宅時間や夜の環境も必ずチェックを!
街灯があまりに少ない、人通りがまったくなくなる、などは要注意です。
郵便物の盗難ができないような設備仕様がベスト。
出来れば郵便受けは鍵があり、手を差し入れられないことが大切です。
一番大切なのは、引越しの際にきちんとあいさつ回りをすること。
近隣の人とのコミュニケーションを図ることで、「いざ」というときに助け合うことが出来ます。
- 電話の設置
-
留守番電話の声にも注意し、「若い女性」というイメージ・内容にしない。
ナンバーディスプレイのサービスに加入し、電話番号を確認してから電話に出る。 - インテリア・エクステリア
-
カーテンはできる限り地味目で厚手のもの、遮光タイプを使用し、外部から様子が覗かれないように。
一見して女性とイメージされる色・柄は避けたほうがいいでしょう。
窓から見える位置に、ぬいぐるみ、マスコットやアクセサリーをおかない。
(外から住人の様子が分かるようではダメです。)
表札には男性の名前を併記し、女性の一人暮らしでないことをアピールするのも一手。
父・兄弟の名前を表札に出してもいいかもしれません。
また女性らしい文字にしないこと(父、兄弟に代筆してもらうなど)
そのほかにも、ベランダや、玄関周りなど、目に触れやすい部分は特に注意しましょう。
自分だけは大丈夫と油断しない、自分の身は自分で守るという意識をもって行動する。
でも、自分だけではどうしようもないことも・・・
そんなときこそ、助けになるのは、ご近所さん!
普段から近所づきあいを良くしておき、何かあったときには
隣人に助けを求められるようにしておくのがいいでしょう。
- 「家族がいる」というアピール
-
洗濯物は男性用の下着も一緒に干す。又は外から見えるところには干さない。
玄関には男性用の靴を常に置いておく。
家に帰ってきた時には、ブザーを鳴らしてから鍵を開け「ただいま!」と言いながら入り、
家に家族がいることをアピールする。
コンビニエンスストアなどでお弁当などを買う場合でも、
できる限り一人分ということがわかりにくいようにする。
(後をつけられて住まいを特定されるのを避ける)
旅行などで家を数日空ける場合には郵便や新聞を止めるなどし、
外部から無人であることが分からないようにする。 - 日常の注意で「情報」がもれるのを防ぐ
-
受け取った郵便物は細かく切ってゴミに出す。
個人情報が外部に漏れないようにする。
アンケートなど相手や目的が特定されないものには個人情報を記入しない。
インターネットのアンケートや懸賞サイトなども注意する。
見知らぬ電話番号や非通知の電話には出ない。
いたずら電話に対しては毅然とした態度で意思表示する。 おどおどした態度を見せない。 - 意外とうっかりが多い「鍵」まわり
-
オートロックで2階以上だからといって安心して、玄関の鍵を無施錠にしない。
夏場の暑い時期でもむやみに窓を開けっぱなしにしない。
ゴミ出しの僅かな時間に侵入され、居直り強盗などに発展するケースも。
僅かな時間にも必ず鍵を。
(早朝の侵入被害も多く発生する傾向にあります。)